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工場・自動化関連の展示会ガイド

目次
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工場自動化の検討で展示会に行くメリット

最新技術と実機を直接確認できる

展示会の大きなメリットは、最新のロボットやFA機器、システムなどを実際に目で見て、動く様子を確認できる点にあります。カタログやWebサイトの情報だけでは伝わりにくいサイズ感や動作スピード、操作性などを体感することで、自社工場へ導入した際の具体的なイメージを描きやすくなります。

複数社のソリューションを一度に比較できる

多くのメーカーやシステムインテグレーター(SIer)が一堂に会するため、1日のうちに複数の企業の製品や提案内容を効率よく比較検討できます。自社の課題を各ブースで相談し、どのようなアプローチが適しているか、多角的な視点から解決策のヒントを得ることが可能です。

国内の主要な工場・自動化関連の展示会

Fiweek(ファクトリーイノベーションWeek)

スマート工場EXPO、ロボデックス(ロボット開発・活用展)、グリーンファクトリーEXPOなど、製造業の革新をテーマにした複数の専門展で構成される国内最大級の総合展示会です。生産ラインのロボット自動化システムから、IoTやAIを活用した稼働データの可視化・分析、さらには脱炭素化に向けた省エネ技術まで、工場全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するための幅広い最新ソリューションが一堂に集結します。経営層の戦略立案から、現場エンジニアの具体的な設備導入検討まで、多様な目的に対応できる情報網羅性が魅力です。

参照元:Fiweek(https://www.fiweek.jp/autumn/ja-jp.html)

JIMTOF(日本国際工作機械見本市)

偶数年に開催される世界四大工作機械見本市の一つであり、国内最大規模を誇る工作機械と関連機器の専門展です。最新鋭の工作機械本体をはじめ、切削工具、周辺機器、精密測定機器など、「削る」「形を作る」金属加工工程に関わるあらゆる最先端技術が集結します。多くのメーカーがこのJIMTOFに合わせて新製品を発表するため、業界の最新トレンドや未来の加工技術をいち早く把握できる絶好の機会となります。加工現場における極限の自動化、高精度化、省人化を追求する企業にとって、必須とも言える情報収集の場です。

参照元:JIMTOF(https://www.jimtof.org/jp/feature.html)

IIFES(オートメーションと計測の先端技術総合展)

電機・計測産業を核とし、最先端のオートメーション技術と計測技術が一堂に会する総合展です。PLCなどの制御機器、各種センサー、モーター、そしてそれらを繋ぐ産業用ネットワーク技術といった、高度な自動化システムを構成する「頭脳」や「神経」にあたる重要な要素技術が詳細に展示されます。近年では、エッジコンピューティングやAI、IoT技術とFA(ファクトリーオートメーション)の融合が強く打ち出されており、現場のリアルタイム制御と上位システムのデータ連携による、真のスマートファクトリー構築を目指すエンジニアに最適な展示会です。

参照元:IIFES(https://iifes.jp/)

展示会を効率的に回るための事前準備

自社の「今の課題」を明確にする

会場は広く出展社も多いため、目的なく歩き回ると情報を消化しきれずに終わってしまう可能性があります。事前に「検査工程の人手不足を解消したい」「多品種少量生産の段取り替えを楽にしたい」など、自社が解決したい具体的な課題をリストアップしておくことが、有意義な情報収集の第一歩です。

見たい工程・技術の優先順位をつける

課題が明確になったら、それを解決できそうな技術や機器(例:協働ロボット、画像処理システム、AGVなど)にアタリをつけ、絶対に見たいブースの優先順位を決めましょう。事前に会場マップを確認し、訪問ルートをある程度計画しておくことで、限られた時間を有効に使うことができます。

現状の図面やワークの写真を持参する

具体的な相談をしたい場合は、対象となる工程のレイアウト図面や、扱っている製品(ワーク)の写真や動画をスマートフォンなどに入れて持参するとスムーズです。出展社の担当者に実際の現場の状況を視覚的に伝えることで、より踏み込んだ、実効性の高いアドバイスや提案を引き出しやすくなります。

展示会後のネクストステップ

得た情報を社内で共有・整理する

展示会で得たカタログや名刺、ヒアリングした内容は、記憶が新しいうちに整理し、関係部署で共有することが大切です。気になった技術や、自社の課題解決に繋がりそうな提案をリストアップし、どのソリューションを深掘りしていくかを社内で検討しましょう。

専門企業へ具体的な相談を持ちかける

展示会はあくまで情報収集の場です。自社に導入するための具体的な設計やコスト感を知るためには、気になった機器メーカーや、システム全体を構築できるSIerへ改めて相談を行う必要があります。展示会での接点をきっかけに、より詳細な現場調査や提案を依頼してみましょう。

まとめ

事前の準備が展示会見学の成果を決める

工場の自動化に向けた展示会見学は、自社の課題という「羅針盤」を持って臨むことで、得られる情報の質が大きく変わります。最新技術に触れることで、これまで諦めていた工程の自動化に道が開けるかもしれません。

展示会で様々なアイデアを得た後は、それを「自社の現場にどう落とし込むか」が重要になります。

当サイトでは、自動化の構想段階から親身に相談に乗ってくれる、工程別の専門知識を持ったパートナー企業を紹介しています。

展示会で得たヒントを具体的な計画に進めるための相談先として、以下の企業情報もぜひご活用ください。

工程別に考える、
自動化成功ポイントとは?

今自動化したい工程には、その工程ならではの課題があるはずです。だからこそ、各工程の悩みに応じた実績やノウハウを持つ企業に相談することが、現場の負担を減らし、効率的に稼働できる自動化への近道になります。

当サイトでは、構想段階で不安の多い工程でも、自社の状況に置き換えやすい事例を提示できる、工程ごとの強みと対応力を持つ3社をピックアップしています。ぜひ参考にしてみてください。

【東海版】
工程ごとに選べる

現場課題に強い3社

工場ラインの自動化では、工程ごとに「属人化」「スペース制約」「精度の安定」など異なる悩みがあります。設計・提案だけでなく、現場ヒアリングから設置・保全・アップデートまで一貫対応する企業こそ、課題を根本から解決できます。

ここでは、そうした対応力を備えた東海エリアの3社を工程別にピックアップしています。

検査
熟練検査員レベルの
検査ラインの自動化を実現
サカエ
検査/導入前イメージ 検査/導入後イメージ
特徴

不良品の検出には、工程ごとの流し方・止め方・向きといった動きの把握が不可欠。サカエは、検査を含む多様な工程で150社・1500台超※の自動化設備導入を支援してきた知見から、成立条件を踏まえた提案が可能です。

特定メーカーに縛られない提案型商社として、機器やソフトを柔軟に組み合わせ、属人化しがちな検査工程も、再現性ある仕組みとして構想・テスト・設置まで一貫対応します。

搬送
省人・省スペースな
搬送ラインの自動化を実現
TO WARDS-FUTURE
搬送/導入前イメージ 搬送/導入後イメージ
特徴

スペース制約が課題となる搬送工程では、装置の動きを踏まえたレイアウト構想力が求められます。TO WARDS-FUTUREは、専用コンベアからAGV/AMR/AGF、多軸ローダまで柔軟に選定し、搬送ルートや配置をゼロから設計します。

レイアウト条件に応じて、搬送手段そのものを柔軟に設計できるため、現場に適したライン構成を、既製品にとらわれずに実現します。

組立
多品種にも柔軟に対応できる
組立ラインの自動化を実現
名古屋精工
組立/導入前イメージ 組立/導入後イメージ
特徴

段替えや品種切替が前提の組立工程では、装置の柔軟性は必須。名古屋精工は、ロボットハンドを含むフルオーダー設計により、多品種・小ロットに対応した段替えレスのシステムの製造実績が豊富。

製品変更や他社機の改造にも柔軟に対応できる体制で、変化が前提の現場でも、将来を見据えた組立自動化を構築します。